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2016年4月7日(木)

きょうの潮流

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 「百聞は一見に如(し)かず」には続きがあると沖縄県知事・翁長雄志さんの『戦う民意』で知りました。「百見は一考に如かず。百考は一行に如かず」です▼「頭の中で考えなければ、百回見ても意味がない…百考えることも、一つの行動がなければ何の意味もない。考えるだけで動かなければ、組織も世の中も変わらないのです」。翁長さんは「自然と辺野古移設反対運動の中心的な存在になっていました」と振り返ります。基地の前で「これまでしたことのなかった」シュプレヒコールにも慣れてきたと▼頭の中でいくら考えていても、声をあげ行動で示してこそ意味がある。「一行」の思いを、先日の戦争法廃止の総がかり行動で感じました。3万7000人が集った戦争法施行に抗議する3・29国会前行動▼戦争法の廃止と日本国民の税金でつくる米軍のための新基地はゴメンだとのたたかいは一体のものと、沖縄の代表がスピーチしました。宮古島の上里清美さんは、米軍の下働きをする自衛隊の拠点は、美しい八重山群島にいらないと告発しました▼国会前で「百聞は一見に如かず」は、アップテンポで心地よいコールです。しゃれたプラカードも、必見です。新しいフレーズを見つけました。「みんなの暮らしに税金つかえ」▼女子高生のスピーチにも「一行」の思いがあふれています。「黙っていたら未来は壊される。傍観者でいたくない。学び、考え、いいたい」。4月も、世の中を変える「百考は一行に如かず」の動きに目が離せません。


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