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2016年3月15日(火)

沖縄・米兵暴行事件

翁長知事が抗議、要請

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(写真)米兵による事件について再発防止などを求める要請文を水上大使(中央)、井上局長(右)に手渡す安慶田副知事(左)=14日、沖縄県庁

 米軍キャンプ・シュワブ(沖縄県名護市)所属の海軍1等水兵が、那覇市内のビジネスホテルで女性を暴行したとして性的暴行の疑いで県警那覇署に逮捕された事件で、翁長雄志知事は14日、「女性の人権を蹂躙(じゅうりん)する重大な犯罪であり、決して許すことはできず、強い憤りを覚える」と抗議し、綱紀粛正と人権教育の徹底、再発防止を要請しました。

 安慶田(あげだ)光男副知事が、県庁で外務省沖縄事務所の水上正史沖縄担当大使と沖縄防衛局の井上一徳局長に要請文を手渡しました。要請で安慶田副知事は「事件後の経過や結果について、なかなか米軍から出てこない。結果を県民に公表し、本当に安心して住めるような沖縄県を」と述べ、在沖米軍全軍に対し、より一層の綱紀粛正や教育の徹底、再発防止に万全を期し、措置の内容を公表するよう強く求めました。

 翁長知事は同日の会見で「事件・事故が繰り返され、日米地位協定の在り方などがいつも問われるような状況だ。観光客が被害者になったという状況も聞いており、観光立県からしても大変残念であり、絶対に起こってはいけない」と、抗議し、要請をする考えを明らかにしました。


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