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2016年1月26日(火)

宜野湾市長選 志村氏健闘 得票44・08%

知事“新基地阻止 変わらず” 現職が当選

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 24日投開票された沖縄県宜野湾市長選は、「オール沖縄・オール宜野湾」の新人、志村恵一郎氏(63)が前回の伊波洋一氏の票を上回り健闘しましたが、得票率44・08%で及びませんでした。当選は、自民党県連、公明党県本部推薦の現職の佐喜真淳氏(51)。(関連記事)


 志村氏は、選挙結果を受けて「たくさん応援をいただきましたが、当選できず申し訳ありませんでした」と支援者に感謝をのべつつ、「これ以上の基地負担、押しつけは反対だという民意はある」とのべ、法廷闘争もあるので知事には頑張っていただきたいと語りました。

 選挙戦では、志村氏が、普天間基地の「移設条件なしの返還」を掲げ、辺野古新基地反対を鮮明にしたのにたいし、佐喜真氏は、前回選挙で掲げた「県外移設」の公約を投げ捨て、「移設先」を政府に一任する立場に立って政権の全面支援を受けたものの、選挙戦では辺野古新基地問題に口をつぐみ、“国に言うべきことは言う”などと、安倍政権との対決ポーズをとりました。

 報道各社が行った出口調査では、辺野古「移設」を推進する政府を支持しないと答えた人の約3割が佐喜真氏に投票しており、現職の当選が、辺野古新基地建設を容認したものでないことは明らかです。

 志村氏を全面的に支援した翁長知事は、「普天間基地の重圧を何とかしてくれというのは市民としてはあった」とし、「その何とかするということについての考え方が、沖縄県民の今日までの過重な負担とこれからの負担等を考えると、訴えるものとしては届かなかった」と分析。県政運営について、あらゆる手法を尽くして辺野古「移設」を阻止するという方針に変わりはないことを強調しました。

志村恵一郎 63新 21811票

当佐喜真 淳 51現 27668票

(投票率68・72%)


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