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2016年1月18日(月)

沖縄・宜野湾市長選が告示

普天間 移設なき返還 シムラ候補で

安倍政権全面支援 現職と大激戦

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 沖縄県宜野湾市長選が17日告示(24日投票)され、「オール沖縄」の立場のシムラ恵一郎氏(63)が立候補しました。安倍政権が全面的に支援する現職の佐喜真淳氏(51)と一騎打ちの大激戦です。(関連記事)


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(写真)決意表明で訴えるシムラ恵一郎市長候補(右)。左は翁長雄志知事=17日、沖縄県宜野湾市

 出発式でシムラ候補は「一番の争点は、普天間基地の閉鎖・返還、危険性の除去を行うかだ」と強調。普天間基地の移設条件無しの閉鎖・返還、5年以内の運用停止実現、辺野古新基地建設にきっぱり反対すると訴えました。

 また、子育てナンバーワンの市を目指すとし、「なくそう子どもの貧困条例」の策定を表明しました。

 沿道はシムラ候補のイメージカラーの緑色の鉢巻きや服を身につけた参加者でぎっしり。シムラコールが何度も起きました。

 応援に立った翁長雄志(おながたけし)知事は、「普天間基地を脅しに使って新しい基地を造ろうとすることは絶対に許されない。市長選を勝つことで民意を示そう」と力を込めました。

 県選出の野党国会議員を代表して照屋寛徳衆院議員が「シムラ候補を当選させる責任を一人ひとりが果たそう」と訴えました。

 城間幹子那覇市長や西原、北谷(ちゃたん)、読谷(よみたん)、中城(なかぐすく)、北中城の近隣5町村の首長らも勢ぞろいしました。

 一方、佐喜真氏陣営の出発式には、島尻安伊子沖縄担当相や公明党の斉藤鉄夫選挙対策委員長、舛添要一都知事が駆けつけました。島尻氏はディズニーリゾート誘致を「まやかしでもうそでもありません」と語りました。佐喜真候補は「公明党のみなさま、支持母体の方々に感謝申し上げます」と公明党を持ち上げ、4年間の実績を強調しました。

 市選挙管理委員会によると、16日現在の有権者数は7万3593人。

シムラ恵一郎(63)=無新

佐喜真淳(51)=無現

(自民党県連、公明党県本部推薦)


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