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2015年10月12日(月)

きょうの潮流

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 今日は体育の日。運動会やスポーツのイベントに参加したり外に出て心地よく体を動かしたりする人も多いでしょう▼ハッピーマンデー制度で10月の第2月曜日に移行するまで、体育の日は10月10日でした。1964年の東京オリンピック開会式の日にちなんだ祝日。スポーツに親しみ、健康な心身を作る日として制定されました▼「子どもの運動会で張り切ったら、翌日は筋肉痛でつらかった」と知人がぼやいていました。保護者競技で本気になった父親が、転んでケガをした…という話もよく聞きます。スポーツを楽しむためには、日ごろの運動が大切だと教えられます▼10月10日は、「転倒予防の日」でもあります。英語の「テン」と日本語の「とお」にちなみ、日本転倒予防学会が制定しました。年をとるにつれて増える転倒事故。高齢者の転倒・骨折は、介護が必要になった原因の1割を占めています▼同学会理事長の武藤芳照さんに、以前「転ばない生活の知恵」を教えてもらいました。足腰の衰えを和らげるために大切なのは、特別な運動をしなくても、普段の暮らしが自然な訓練になるように心がけることです▼「腕を大きく振り、つま先でしっかり地面をけって歩く」「布団の上げ下ろしや雑巾がけをする」「着替えの時、片足でバランスをとるように意識する」。家事や地域活動に積極的に取り組み、人と関わり頭と体を使うのも効果的です。年齢を重ねても生き生きと暮らし続けるため健康な心身を培う―。転ばぬ先の杖(つえ)です。


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