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2015年5月3日(日)

きょうの潮流

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 子どもたちに人気の「ようかい体操」を振り付けしたラッキィ池田さんが今度は憲法ダンスを考案しました。親子で楽しく踊って憲法を知るきっかけになればと、若手弁護士のイベントで披露しています▼難しいテーマの振り付けに挑んだのも、憲法の大切さを多くの人に知ってほしいとの思いがあるから。ラッキィさんは、長くラジオで共演した永六輔さんから影響を受けたことを新聞に話しています▼戦後70年のいま、わたしたちの憲法は岐路に立たされています。改憲を公言する安倍自公政権に代わってから2年半。この間、憲法をめぐる攻防は激しさを増し、関心も高まりました▼憲法の関連本も倍増。ドラえもんのマンガを楽しみながら憲法を学ぶ本や、本紙の日曜版にも登場したAKB48の内山奈月さんが憲法学者と共著したものまで、中身は多彩です。若手弁護士たちの憲法カフェも日々各地で開かれています▼内山さんは学ぶなかで衝撃を受けたそうです。憲法はわたしたちを縛るものではなく、国民の権利を国家権力から守るためにある―。憲法にたいする意識の変化。直近の世論調査を見ても、改憲の必要があると答える人は減り続け、9条改正については反対が上回っています▼九条の会を呼びかけた加藤周一さんは生前、憲法を容易に変えられないのは「それがよく消化されてもはや自分のものとなっているから」だと語っていました。戦後の日本を、人びとを、つくってきた土台を崩されてなるものか。きょう憲法記念日。


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