2014年11月9日(日)
「集票マシン」動き加速
沖縄知事選 仲井真陣営
政府・自民も総がかり
仲井真氏は7日、那覇市内で総決起大会を開催し、県選出の自民党国会議員や三原じゅん子自民党女性局長・参院議員、稲嶺恵一前県知事、佐喜真淳宜野湾市長をはじめとする8首長らが登壇し「流れを止めるな」と気勢を上げました。
全県からの動員で会場は満席となりましたが、仲井真氏の訴えが終わったとたん、足早にひきあげる参加者も多数いました。
仲井真陣営は企業・団体のしめつけを強化し、「集票マシン」としての動きをさらに加速させています。
仲井真氏を推薦する沖縄県医師連盟が開いた会合には、日本医師会の横倉義武会長が出席。県歯科医師連盟、県薬剤師連盟、県看護連盟の各会長らが「総力を挙げる」と宣言しました。
同じく仲井真氏を推薦する県商工政治連盟の会合では、出席者に「職場での期日前投票の励行を」とするビラを配布。「期日前投票へ行く為の『遅出』『早退』を認めましょう」「勤務中でも行けるように業務調整を図りましょう」と呼びかけるなど、なりふり構わない集票活動を展開しています。
政府・自民党も総がかりです。6日の糸満市での総決起大会には二階俊博党総務会長が出席し、「安倍政権も自由民主党もこぞって仲井真さんの当選を待ち望み、単に勝利を待っているだけではなく、一層の協力をしていこうという気持ちだ」とあいさつしました。
8日に菅義偉官房長官が訪問したのに続き、9日には小泉進次郎内閣府政務官が仲井真氏の応援で沖縄入りします。
また、同日には那覇市長選での自公候補応援のため、公明党の太田昭宏国土交通相が遊説します。