2014年8月26日(火)
翁長市長に出馬要請
沖縄県知事選へ 那覇市議会5会派
|
日本共産党那覇市議団など市議会野党や与党の一部、中立を含む5会派は25日、沖縄県名護市辺野古への新基地建設が最大の争点となる県知事選(10月30日告示、11月16日投票)に向け、保守・革新の枠を超えた新基地ノーの県民総意形成の中心に立ってきた翁長雄志(おなが・たけし)市長へ出馬を要請しました。
要請したのは日本共産党のほか社民党、社大党、なは民主、無所属の会の15人。辺野古・新基地建設容認へ公約を撤回した自民党県連に反旗を翻し、除名処分などを受けた元自民党で与党の新風会も6月に翁長市長へ出馬要請を行っています。
要請で、5会派で最大の日本共産党市議団の古堅茂治団長は要請文を読み上げ、翁長市長が安倍政権の圧力にも屈することなく「建白書」に基づき、保革を乗り越えた結集を県民に呼びかけてきたことを強調。「知事候補に最もふさわしい人物は、身を捨てる覚悟でぶれずに信念をつらぬき、行動されている保守の政治家・翁長市長以外にない」とのべました。
翁長市長は「14年、議会で議論を交わしてきた、特に野党といわれているみなさんから頑張ってくれと励まされ、身の引き締まる思い。去年の『建白書』の内容も含め議論し、保革を乗り越え心を一つにしていったという意味では一番、理解をしてくれているのはみなさん方。私自身、意を強くしている」とのべ、直近の出馬表明へ意欲をにじませました。