2014年8月26日(火)
沖縄・辺野古掘削強行
島ぐるみの結束強固に
山下氏
25日の記者会見で日本共産党の山下芳生書記局長は、安倍政権が沖縄県名護市辺野古沖で米軍新基地建設に向けた掘削調査を強行したことについて、「『県民の怒りの火に油を注ぐ』と、これまで指摘してきたが、その通りの事態になっている」と述べました。
山下氏は、辺野古沖での工事の即時中止などを迫る意見書が那覇市議会で、共産党や元自民党、公明党などを含め7会派によって共同提案され、採択されたことや、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で開かれた抗議集会に3600人が集結したことなどをあげ、「安倍政権が悪あがきをすればするほど、島ぐるみの結束がいっそう強固になるというのが今の状況だ」と述べました。
山下氏は19、24両日、沖縄県に入り、辺野古の現場を視察したことを報告。「美しい海がオレンジ色のフロート(浮具)で切り取られるかのように囲われていた。沖縄の人にとって、わが身が削られる思いだろうと感じた」と述べました。