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2014年4月6日(日)

自衛隊派兵“地球の裏”排除しない

集団的自衛権 自民・石破幹事長が言明

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 自民党の石破茂幹事長は5日、テレビ東京番組で、集団的自衛権行使の「限定」的容認論について、自衛隊が派兵される「地理的な範囲も、地球の裏まで行くことは普通考えられない」としつつ、「そこで起こっている事態が、日本に対して非常に重大な影響を与える事態であると評価されれば、行くことを完全に排除はしない」と言明しました。「限定」容認といいながら、実際は、海外への派兵先がまったく「限定」にならないことを示しました。

 また石破氏は、アフガニスタン戦争に集団的自衛権行使を理由に参戦した北大西洋条約機構(NATO)軍の欧州各国の兵士が多数戦死したことについて問われ、自衛隊員が入隊の際に「事に臨んでは危険を顧みず」と宣誓することを義務づけられていることに言及。「傷つけ、傷つくことが、(自衛隊員に)絶対にないかといえばそんなことは保証できない」「彼らを出すときに、“危険だから、やめておこう”ということはやっぱりあってはならないことだ」と発言。「殺し殺される」状況を覚悟するよう求めました。


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