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2014年1月31日(金)

きょうの潮流

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 先日受けた健康診断で病気が見つかりました。生活習慣病です。自覚症状がないため「自分は健康」と過信していましたが、今までの食生活と運動不足を反省し、見直す努力を始めました▼厚生労働省の推計では、生活習慣病の一つ・糖尿病の患者は疑いがある人も合わせて2千万人以上。食生活の変化で摂取エネルギーが増えたことや、生活が便利になり運動量が減ったことなどが指摘されています▼バランスの良い食事をとるため、外食や総菜の購入を控え、なるべく自分で作るようになりました。旬の野菜のうまみ、昆布とかつお節で取るだしの香り―。料理は苦手ながらも、一手間をかけ、自分で作るからこそ味わえるおいしさがあります▼昨年末、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されました。四季折々の旬の食材を生かし、正月など年中行事との関係も深い和食。伝統に根ざした和食の良さを見直し、次の世代につないでいくのはおとなの大切な役割です▼ある女性は、「和食の良さを子どもに伝えるため、毎日の食事でいろんな味を体験させてあげたい。今度帰省したときには、ふるさとの郷土料理の作り方を母に教えてもらおうと思っているんです」と話していました▼仕事や育児、介護などで家事の時間が限られるなか、食事作りに時間をかけるのが難しいこともあります。テレビなどでは手早く作れる「時短レシピ」も人気を集めています。健康的でおいしい食事と食べる人の笑顔のために工夫して楽しんでいきたいものです。


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