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2013年6月23日(日)

きょうの潮流

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 「世界の宝」として認知された富士山。記念の日、雪化粧の山頂は青空に映え、“主役”は浮かれることなく静かにたたずんでいました。いま、この山と姉妹山の関係を結ぼうとする動きがひろがっています▼アジアでも台湾の玉山や韓国・済州島の漢拏山(ハンラサン)との提携が進行中です。狙いはそれぞれですが、世界遺産の先輩である漢拏山からはゴミ対策の経験を学ぼうというもの。静岡県の環境団体が中心になっています▼各国を代表する山々が親交をはかることで、国同士の友好にもつながっていけばいい。そういえば最近、隣国からうれしい便りが届きました。韓国で翻訳・出版された『いま、日本共産党』への心温まる書評です▼寄せてくれたのは韓国の著名な映画監督チョン・ユンチョルさん。近くて遠い国だった日本の実体を知るうえで「干天の慈雨」のように待ち望んでいた本だと評しています。そして日本共産党が「日本社会の良心であり、希望であり、大きな祝福であることを悟った」と▼チョンさんは韓国人が苦難にあった過去の植民地時代に日本共産党だけが朝鮮の解放を主張した事実をあげ、「一番親しい友達」と語っています。著者の志位委員長も「朋(とも)あり遠方より来る」と、喜びの心境を表します▼歴史を逆流させようとする勢力とたたかう「日本の良心」になってほしい、とチョンさん。胸に染み入る言葉を励みに、世界がみとめる「日本の宝」の議席を守りぬき、ひとつでも多く増やしたい。投票箱のふたが閉まるまで。


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