2013年6月7日(金)
風俗活用 橋下発言に抗議決議
沖縄県議会、謝罪求める
沖縄県議会は6日、在沖米軍に風俗活用を進言した橋下徹日本維新の会共同代表(大阪市長)に抗議し、県民への謝罪を求める決議を賛成多数で可決しました。橋下氏が代表の大阪維新の会と政策協定を結んでいる「そうぞう」会派の3人が反対しました。
橋下氏は同問題で、米軍や米国民に対し発言を撤回・謝罪する一方、県民には一切謝罪していません。
抗議決議は「米軍基地があるがゆえに、米兵による暴行事件や県民の尊い生命が奪われた事件・事故など、筆舌に尽くしがたい苦しみと痛み、人権じゅうりんを戦後67年間も強いられて」きたと強調。「県民感情を逆なでする発言は断じて許しがたい」と謝罪を強く要求しています。
同議会は同日、米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)に所属するF15戦闘機が墜落、原因究明もないまま訓練再開を強行した問題で、日米両政府に対する抗議決議・意見書を全会一致で可決しました。