2013年3月15日(金)
賃上げでくらし守ろう
全労連・国民春闘が全国行動
全労連・国民春闘共闘委員会は14日、前日の春闘集中回答をふまえて、全国で「くらしを守る総行動」を展開しました。「デフレ脱却」にむけて賃上げを求める世論が高まるなかで、各地でストライキを決行。「大幅賃上げを求める運動をしよう」と、意気高く行動しました。
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「総行動」は、前日の「重税反対全国統一行動」と連携して実施され、25万人(両日、判明分)が参加しました。日本医療労働組合連合会に加盟する70以上の組合と、通信産業労働組合が131事業所でそれぞれストライキ。全国各地で、賃上げや雇用確保などを掲げて集会やデモ、宣伝にとりくみました。
東京では、「官民共同行動」として霞が関デモをはじめ、早朝宣伝や省庁交渉、経営側への申し入れなど多彩に行動。のべ800人が参加しました。不当解雇の撤回、公務員賃下げ反対なども訴えました。
デモ行進に先立っておこなわれた集会で、同実行委員会の矢野剛委員長は、「不安定な非正規雇用と中小企業に働く労働者の賃上げを求めていこう」とよびかけました。