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2013年2月4日(月)

きょうの潮流

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 今月11日まで「レストラン・ウィーク」が各地で開かれています。ミシュランガイドに載るような店で気軽に食事をしてもらおうと計画されたものです。目的は「外食機会の創出と外食文化の活性化」▼たまには家族や友人同士で外食も楽しいものです。記念日なら思い出にもなるでしょう。とはいえ、日々のランチとなると、そうはいきません。財布と相談し、節約を意識するからです▼毎年ある銀行が調査しているサラリーマン(女性やパートも含む)の実態をみると、昼食代の平均が一昨年、とうとう500円を切りました。2001年には700円台だったものが最近は500円前後で推移しているのです▼では、小遣いの月平均はどうか。4万円弱です。こちらもバブルのころの7万円台をピークに減りつづけています。昨年の額は、約30年前と同じ水準でした。飲みにいく回数も代金も調査開始以来、最低だったそうです▼給料は上がらない。さらに、賃下げやリストラが横行し、若者は正社員にもなれない。生活は苦しくなるばかりで、そのうえ大増税が待ちかまえている―。これでは、いくら安倍政権が「デフレ不況からの脱却」や「景気回復」を叫んでも、暮らしがよくなるわけがありません▼「強い経済を取り戻す」という安倍首相に対し、日本共産党の志位委員長は代表質問で主張しました。“働く人の所得が減りつづけてきたことがデフレ不況の最大の原因。そこから抜け出すためには所得が増える社会に転換すべきだ”と。


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