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2012年12月16日(日)

主張

総選挙きょう投票

安心の一票を日本共産党へ

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 総選挙の投票日を迎えました。東京では知事選挙も投票日です。総選挙は12の政党が乱立し、1500人以上の候補者が争う激しい選挙戦でした。消費税増税、「デフレ不況」脱却、震災復興・原発問題、環太平洋連携協定(TPP)、憲法など、争点は鮮明です。3年4カ月前に政権が交代して、「民主党にはがっかり。自民党はこりごり。“新党”ではどこへ行くのかわからない」の気持ちを生かす日です。しっかりした綱領と改革ビジョンを持ち、国民と「草の根」で結びつき、1世紀近い歴史を持つ日本共産党こそ、「いれて安心」、本物の改革の政党です。

「ぶれない政党」だと

 「共産党だけですね、ぶれないのは。ずっと変わらず、反戦と原発ゼロを訴えている。その意味で、私がいちばん信頼する政党は共産党です」(俳優の仲代達矢さん)、「私の基準は、言っていることと、していることがぶれない政党を選ぶべきだ、ということです。その点で、日本共産党は一貫してぶれていませんね」(作家の瀬戸内寂聴さん)―。選挙戦最終盤、著名なお二人から「しんぶん赤旗」に寄せていただいた談話で、そろって「ぶれない政党」との評価をいただいたのはうれしい限りです。

 選挙戦を通じて、政党の値打ちの違い、どの党が国民に役立つ政党かが浮き彫りになりました。

 今度の総選挙は、民主党政権が強行した消費税増税に、国民が審判を下す機会です。日本共産党は消費税増税の中止を求め、消費税に頼らない社会保障充実の提案を掲げて、ぶれることなく国民に訴えてきました。前回総選挙での公約を裏切った民主党や、公約違反をけしかけ、消費税増税に手を貸した自民、公明とは大違いです。

 総選挙は、東日本大震災と東京電力福島原発事故後初の全国的な国政選挙でもあります。日本共産党は被災者中心の震災復興とともに、原発事故の教訓を生かし、「即時原発ゼロ」の実現を訴えてきました。いまだに原発依存を続ける自民や維新の会はもちろん、「脱原発」を口にしながらその実現は何年も先で、当面は原発の再稼働を認める民主や未来の党など、筋の通らない党とは大違いです。

 日本共産党がぶれずに筋の通った提案を重ね、その実現へ行動できるのは、政党にとってもっとも大切なしっかりした綱領を持ち、国民と「草の根」で結びついているからです。綱領が決められない民主党や、選挙直前になって離合集散を重ねたにわか仕立ての“新党”にはまねができません。

 今度の総選挙で、60年にわたった「アメリカいいなり」「財界中心」の自民党型政治を断ち切り、希望あふれる21世紀の新しい政治を切り開くには、日本共産党の議席倍増、躍進が不可欠です。

安心して投票できる党

 日本共産党は1922年に結成されてから、1世紀近い歴史を持つ伝統ある政党です。日本共産党は戦前、主権在民と侵略戦争反対を掲げ、暗黒政治と命がけでたたかいました。逆流にも立ち向かう勇気と力があります。

 「集団的自衛権の行使」や自主憲法の制定を掲げ日本の政治を右へ右へと押しやろうとする流れに立ち向かうためにも歴史に試された日本共産党の役割が重要です。

 日本共産党への一票こそ「いれて安心」、まちがいない一票です。


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