「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2012年11月16日(金)

きょうの潮流

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 土俵際で一発逆転の大技をしかけたつもりでしょうか。党首討論できょうの解散を明言した野田首相。うけた自民・安倍氏のあわてぶりは滑稽でしたが、実際に驚いた方も多かったでしょう▼しかし民主党政権の体たらくぶりに、審判をもとめる街の声は確実に増えていました。3年前、国民が「ノー」を突きつけた政治は何だったか。私たちの生活や健康・安全よりも米国や財界ばかりに目を向ける旧来の政権。それを退場させたはずでした▼ところが、その意思を担った民主党は、転換をはかるどころか、古い政治をいっそうおしすすめる始末。それは、今回の解散と引き換えに、比例定数の削減をもちだすところにも表れています。国民のさまざまな意見を削ってしまえというのですから▼「民主党に裏切られ もう自民党にはもどりたくない どうするこの日本」―。これはいま、各地で対話を広めている日本共産党の「しんぶん赤旗」号外の呼びかけです。そこには、国民の模索にこたえ、日本を変える道筋がコンパクトにまとめられています▼今度の選挙は、前回流行語にもなった「政権交代」が焦点ではないでしょう。改革の展望を示し、それを国民とともに実行していく政党を選ぶ舞台になります▼なにかとせわしない年の瀬。そこにきての総選挙ですが、気ばかりあせっているわけにはいきません。これまで積み重ねてきた力を発揮し、号外も使って堂々と古い政治を寄り切る好機です。みんなが希望をもって新年を迎えるためにも。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって