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2012年10月26日(金)

きょうの潮流

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 ドングリころころの季節です。ほかに、クリやトチノキの実にブナやシイの実、ギンナン…。木の実の秋です▼人がよく食べる実はクリですが、シイやブナもうまい。友人がふと疑問に思い、調べたそうです。木の実は果物に入るのか、入らないのか。というのも、「果物や木の実」といういい方をよく見聞きするからです。英語なら、「フルーツとナッツ」です▼農林水産省によれば、「リンゴやカキも、果物の多くが木の実です」。つまり、クリは木の実だから果物に入る、というわけです。うーん、たしかにそうだけれど…。違いといえば、人もほかの動物も木の実の場合に種を食べ、リンゴやカキでは果肉を食べる、というあたりなのでしょうか▼石原慎太郎氏が、東京の知事を辞めると発表しました。「新党を立ち上げて仲間とやっていく」「国会に復帰しようと思っている」。「新党」なるものの形は不明ですが、橋下大阪市長らの維新の会との連携も探っているようです▼民主党が自民党化し、相次ぎ名乗りをあげる新党も、強調点に差があるものの自民・民主とそう変わりません。石原氏の考えも、根は同じと聞きました。カキとクリほどの違いはもちろんなく、ドングリとシイの実ほどの違い?▼「ドングリの背くらべ」ともいいます。国の歴史を変える大事業からみれば、そうかもしれません。しかし、平和憲法への憎しみをあらわにした石原氏の会見。歴史の進歩に対する反動の逆流に、手をこまぬいているわけにはいきません。


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