「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2012年10月17日(水)

きょうの潮流

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 友人から2日に1度ぐらい、「たんぽぽ舎」のメールマガジンが転送されてきます。23年前、東京・千代田に公務員と市民の協力で生まれた「たんぽぽ舎」は、原発や核兵器のない日をめざし活動しています▼つい先日のメールマガジンに、北海道の女性が投稿していました。彼女は先週の金曜日、はるばる首相官邸前の行動にかけつけました。そこで見聞きしたようすをつづっています▼彼女が、みんなの前で青森の大間原発の建設に抗議する、“一言アピール”を終えた時でした。背広姿の会社員の男性が、集まりの中に入ってくる。片手に缶ビール。背広を脱ぎシャツの袖をまくり、かばんから1枚の紙をとりだす▼集会の警備にあたる警官の写真。横に、「本官も再稼働には反対です」の文字。男性は、写真を片手で掲げながら、缶ビールをピシッとあけると一気に飲みました。彼女は思ったそうです。「『仕事帰り、僕はこう思う』、なんてデモが日本を変えるかも、と」▼ビールはともかく、同様の光景に行き合わせた人は珍しくないかもしれません。「幅広い市民が街頭に出て声をあげていることは、日本の政治を変える歴史的出来事」「各分野の国民運動の歴史的高揚」…。日本共産党の第5回中央委員会への志位委員長の報告では、こうなります▼仕事帰りデモの男性の望みが実る国へ、わが日本をどう変えてゆくか。さしあたり、市民たちの声が生きる国会をどうつくる。日本共産党の役割の大きさも、「歴史的」とよべる今です。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって