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2012年8月23日(木)

きょうの潮流

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 パァーン。ゴー。目の前を電車が勢いよく通過しました。一部復旧した三陸鉄道です。思わずカメラのシャッターを切りました。折れ曲がり、寸断された線路を東日本大震災の直後に目の当たりにしていただけに、胸が熱くなりました▼久しぶりに訪ねた被災地。気仙沼など港近くの復興屋台村もにぎやか。市場に並ぶ新鮮な海産物。カツオはじめイカ、イクラ、ウニなどがのった海鮮丼の味は待ち望んでいたものでした▼一方で港町を回ると、水産関連の建物の多くが被災直後のまま手付かず状態です。市の中心部が更地状態のままのところも▼大震災からまもなく1年半。世界第3位の経済大国でありながら、なぜこんなに復興のスピードが遅いのか。被災地を訪ねるたびに、いら立ちます▼怒りの火に油を注いでいるのが、消費税の10%への引き上げです。成立を強行した民主、自民、公明3党は被災地のことをどう考えているのでしょうか。被災3県にも住民税より多い消費税増税による負担増が襲います。岩手県では日本共産党の奮闘もあって県が市町村と共同で被災者の住宅再建に独自補助をすることになったのに、消費税10%で補助が吹き飛んでしまいます。復興の足を引っ張る増税です▼「ストップ消費税10%」。被災地の道路わきに掲げられた日本共産党のポスターのなんと頼もしいことか。まだ増税はストップできます。2014年4月の増税実施前に衆参の選挙があります。増税勢力への明確な審判が復興の応援にもなります。


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