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2012年6月22日(金)

きょうの潮流

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 バスを降りると、宣伝車から女性の声が聞こえてきました。「狛江市は、自然が豊かで、子育てしやすい町との評価をいただいています」▼自民や民主、公明が推す市長候補の宣伝車でした。すぐにあれこれ難くせをつけ始めましたが、16年続いた矢野ゆたか市長の市政を頭から切って捨てるわけにはいかないようです▼「絵手紙発祥の地」の看板が楽しい駅前を通り、多摩川に近い住宅地へ。矢野さんの後を継ごうと立った、田辺良彦さんの演説が始まりました。「子どもたちの輝く笑顔は市民みんなの希望。それが活気ある町づくりにつながります」▼「笑顔」や「希望」の言葉も、上滑りしません。47歳、共産党市議の田辺さん自身、子育て真っ最中。猛暑の学校を訪ね、ぐったりして授業をうける子どもたちの姿を議会で紹介し、教室へのクーラー設置にこぎつけた実行の人です▼狛江市の人口は7万8千人あまり。矢野さんは、「小さくともキラリと輝くまちになった」と振り返ります。業者との癒着の町から、情報公開のお手本の町、市民みずから町づくりに加わる協働の町へ。借金を大幅に減らし、やりくり苦しい中でも福祉の先進市へ。市民の防犯活動への参加で犯罪を減らし、「東京一安全に」と胸張れる町へ▼「みんなでつくろう!市民(ひと)輝く狛江」。田辺さんを推す、豊かな狛江をつくる市民の会の合言葉です。市民として、そして1人の「ひと」としても輝いて生きられる町を―。絶やしてはならない、小さな市の気高い志です。


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