2011年10月29日(土)「しんぶん赤旗」
「不幸の種」ばかり
所信表明 志位委員長が感想
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日本共産党の志位和夫委員長は28日、国会内で記者会見し、野田佳彦首相の所信表明演説の感想を問われ、「首相は『希望の種をまく』と言うが、まこうとしているのは庶民増税、TPP(環太平洋連携協定)推進、米軍普天間基地の辺野古『移設』など、多くの国民に災いをもたらす『不幸の種』ばかりだ」と述べました。
さらに志位氏は「その一つひとつについてまともな説明がない」と指摘。「TPPで国民のあれだけ大きな批判の声があるのに説明しない。辺野古『移設』も沖縄県民が島ぐるみで反対しているのに何の説明もない。こういう政治に対しては正面から対決し、論戦していく」と語りました。
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