2011年10月25日(火)「しんぶん赤旗」
10・30福島大集会成功へ交流
原発連絡会準備会が発足
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労組、民主・市民団体などでつくる「原発連絡会(仮称)準備会」は24日、「なくせ!原発 10・30大集会インふくしま」の成功と原発ゼロをめざす運動交流会を開きました。56人が参加しました。
同会は、「原発なくせ」の一点で共同する国民の運動を継続・発展させることを目的に、この日、正式に発足しました。
主催者あいさつに立った全労連の大黒作治議長は、時間の経過による運動の鎮静化を狙う原発推進派の動きなどを指摘し、「そんなものではおさまらない、決して風化させない運動を全国で広げましょう」と呼びかけました。
全労連、全日本民医連、新日本婦人の会など13団体が、宣伝行動、署名活動、集会、放射線測定会、被災地の視察など、10・30福島大集会の成功へむけた取り組みを報告しました。
福島県労連顧問の小川英雄氏が、「野田内閣になってから、推進派は福島県民を孤立させようとしているのではないかと感じる。10・30大集会を、『私たちは孤立なんかしない。国民一体で立ち向かうのだ』と訴えるものにしたい。『オール福島』で反撃しましょう」と決意を語りました。
日本共産党の笠井亮衆院議員が情勢を報告し、「原発ゼロの日本をめざし、日本共産党も全力をあげる決意です。いっしょにがんばりましょう」と訴えました。
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