2011年10月12日(水)「しんぶん赤旗」
衆院比例候補を発表
第1次 党を強く大きく
市田氏会見
|
日本共産党の市田忠義書記局長は11日、国会内で記者会見し、次期総選挙の第1次比例候補者名簿(15人)を発表しました(別項参照)。市田氏は「どんなに遅くても再来年の夏に任期がくるし、その前の選挙も予想される。できるだけ早く候補者を決め、候補者を先頭に要求実現、党を強く大きくする活動をやっていく」と語りました。
候補者は男性が12人、女性が3人です。現職8人、新人7人で構成し、平均年齢は52・13歳となっています。
市田氏は会見で、「志位和夫委員長をはじめ国民の声を国会に届け、数多くの実績を上げてきた現職8人に、元参院議員や元市議、衆参の候補者など地方党組織の幹部、政策・論戦に通じた若手政治家を加えた15人」と紹介しました。
そのうえで、「なぜこの時期に発表したのか」との記者からの質問に答え、「(得票目標の)650万票をめざし、国民のなかにあるさまざまな要求を実現し、強く大きな党をつくるためにも候補者を早く決めることが大切だと考えた。現職だけでなく新人も住民のなかに入って要求実現の先頭に立ち、『党勢拡大大運動』前進のために力を尽くす」と述べました。
また市田氏は、現職の吉井英勝氏について「本人の希望」によって議員を勇退することを明らかにし、「任期いっぱいがんばります」と語りました。
会見には大幡基夫選対局長が同席しました。
|
|
■関連キーワード