2011年10月6日(木)「しんぶん赤旗」

一刻も早い除染を

主婦連と高橋議員が懇談


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(写真)山根会長(左端)、佐野事務局長(左から2人目)と懇談する高橋議員(右端)=5日、東京都千代田区

 日本共産党の高橋ちづ子衆院議員(女性委員会副責任者)、平兼悦子女性委員会事務局長らは5日、東京都千代田区内にある主婦連合会(主婦連)を訪れ、提言「福島原発事故による放射能汚染から、子どもと国民の健康を守る対策を」を手渡し、山根香織会長と佐野真理子事務局長と懇談しました。

 高橋議員は、同日に開かれた衆院復興特別委員会で、福島県内に限らず面的に放射線量を下げるなどの答弁を政府から引き出したことにふれながら、「国が責任を持って、放射能の被害の調査、迅速な除染、食品検査などの対策をとらなくてはいけない」と強調しました。

 平兼事務局長は、「子どもに安全なものを食べさせたいというのが母親の思い。政府に一刻も早い放射能の除染を求める声を上げていくことが大切だ」と語りました。

 山根会長は、党の提言に共感できると話し、「原発推進を進める野田首相は原発事故の解決に確固たる意志をもっていない」と語りました。佐野事務局長は、原発輸出にふれ「これだけの事故を起こしたものをどうして輸出できるのか」と批判しました。

 佐野事務局長は、9月28日に野田首相、枝野経産相、細野原発・環境相に「再生エネルギーの利用拡大へ向け実効性ある施策推進を」との要望書を提出したことを紹介。「深刻な事故を起こしておいて、原発の再稼働も輸出も許せない」と語りました。





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