2011年10月2日(日)「しんぶん赤旗」

日本共産党常任活動家

新たに183人を合葬

追悼式で市田書記局長あいさつ


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(写真)合葬追悼式で日本共産党常任活動家の墓に献花する遺族=1日、東京都八王子市

 全国の日本共産党常任活動家と議員を合葬する第26回合葬追悼式が1日、東京都八王子市の上川霊園で行われ、70遺族122人が参列しました。今回、合葬されたのは183人で、合葬者は合わせて2929人になりました。

 石灰睦夫合葬委員が司会を務め、上田均合葬委員が、新たな合葬者の名前を一人ひとり読み上げました。

 黙とうのあと、中央委員会を代表して市田忠義党書記局長があいさつしました。

 

 


市田党書記局長あいさつ(概要)

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(写真)あいさつする市田忠義書記局長=1日、東京都八王子市

 今日の合葬追悼式は、未曽有の大震災と原発事故のもとで迎えました。いまだ多くの被災者が生活のめどが立たず、先の見えない不安にさいなまれています。福島原発事故は収束の見通しさえ立たず、きわめて深刻な事態が続いています。

 大震災で49人の党員が命を落とし、10人がいまだに行方不明です。今回の合葬者の中にも、現職議員と元議員の2人の犠牲者が合葬されています。岩手県陸前高田市の及川一郎市議は、地震の直後、最後まで避難の誘導をする中で、津波にのまれて犠牲になりました。

 今回合葬されたみなさんは、党の中央、地方の常任活動家、あるいは国会議員、地方議員など、それぞれが党のたたかいと活動の最前線で、日夜を分かたぬ奮闘をされてきました。名簿を拝見しながら、お一人おひとりの活動に思いをはせ、追悼の念を深くしています。

 ご家族のみなさんには喜びと苦労を共にされた思い出とともに、誰にも語ることのできなかった精神的、経済的なご苦労や子育ての困難などがあったにちがいありません。

 合葬されたみなさんの生涯と業績をしのびつつ、その願いと希望をしっかりと受け継いで歩み続けることをお誓いします。





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