2011年9月26日(月)「しんぶん赤旗」
震災復興・原発ゼロへ
新婦人中央委終わる
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新日本婦人の会(高田公子会長)の中央委員会が25日、2日間の日程を終え、閉会しました。「東日本大震災復興、原発ゼロへ!いのち守る社会いまこそ!」と題した第25回全国大会(11月19、20日)の大会議案を採択しました。
米山淳子事務局長が、大会議案草案について33人が発言したことを報告。「各分野にわたって議案全体をふかめ、皆さんの思いに沿うよう豊かにふくらますことができました」と結びました。
全国大会成功をめざす仲間づくりの提案では、東日本大震災と福島原発事故を経て、人々の価値観・人生観が変化し、現状を変えようとたくさんの女性が立ち上がり行動しつつあると強調。今こそ全力で仲間を増やし、連帯を深めながら頑張ることが呼びかけられました。討論では、各地の運動と仲間づくりの経験が発言されました。
北海道本部では、泊原発3号機のやらせ問題について、抗議・申し入れに19人が参加し、道知事は道民をまもる責任をはたせと訴えたことなどを報告。「北海道を“核の基地”にさせない運動をすすめます」と語りました。
福島県本部は、放射能対策子どもチームを立ち上げ、各地域の会員たちで情報交換や署名、学習会などを行い、奮闘していることを紹介し、「福島市だけでなく県内全域に取り組みをひろげます」と決意をのべました。