2011年9月19日(月)「しんぶん赤旗」
原発なくせ 北海道集会
2000人 「再生エネへ転換を」
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「さようなら原発1000万人アクションin北海道」が18日、札幌芸術文化の館で開かれ、2000人の参加者であふれました。
福島から避難してきた女性、幌(ほろ)延(のべ)の核廃棄物施設に反対する酪農家、大間原発(青森県大間町)訴訟の会の函館市民、泊(とまり)原発(北海道泊村)に隣接した岩内町の原発問題研究会の代表がリレートークをしました。
福島県伊達市から札幌市に避難している女性は「温かく迎えてくれた道民のみなさんに、私たちの苦しみを味わってほしくない。泊原発を停止させ、北海道の美しい大地を未来に残してください」と声を震わせて訴えました。
日本共産党道委員会の畠山和也副委員長=安保破棄道実行委員会代表委員=は、「“やらせ”の発覚で原発推進の道民合意など、なかったことが明らかになりました。道民世論に基づいて『原発ゼロ』をめざしましょう」と呼びかけました。
集会後、参加者は雨の中をデモ行進し、「原発は停止しろ」「再生可能エネルギーに転換しろ」と唱和しました。
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