2011年9月18日(日)「しんぶん赤旗」
ボランティアが軽トラ寄贈
２５−４０（ふっこうしえん）号
東京・八王子から宮城・石巻へ
 （写真）支援カーを届けた救援・復興支援ボランティア八王子実行委と受け取った共同センターのメンバーら＝１７日、宮城県石巻市 |
東京都の日本共産党八王子地区委員会や八王子労連、新婦人八王子支部、民主商工会、民医連などの団体でつくる「石巻救援・復興支援ボランティア八王子実行委員会」（伊澤明委員長）は１７日、宮城県石巻市の東日本大震災共同支援センターに支援物資として「復興支援カー」（軽トラック）を届けました。
支援カーのナンバーは「２５‐４０（ふっこうしえん）」。車体の後部には「八王子から石巻のみなさんへ」とのメッセージが書かれています。一年中フル稼働できるようにスタッドレスタイヤ４本付きです。
寄贈は同実行委員会が、５月に石巻市でボランティア活動を行った際、物資を届ける車の確保に共同センターが苦労していたことを知り発案。募金やバザーなどで資金を集め購入しました。同日早朝に八王子市を出発し午後に無事、同市の共同センター事務所に届けました。
受け取った共同センターの渡辺昌明副本部長は「これで支援物資を多くの被災者に届けたい。５００人を超える方々の善意で実現できたと聞いて、本当に大切に使っていきたいと感じた」と語りました。
寄贈には、日本共産党の鈴木ゆうじ、青柳有希子両八王子市議や鈴木宏昌八王子地区委員長も参加しました。
