2011年9月18日(日)「しんぶん赤旗」
キューバ友好の集い
緒方副委員長が出席
在日キューバ大使館が主催する「第2回全国キューバ友好の集い」が17日、都内で開催され、日本共産党から緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者と神田米造国際委員が出席しました。
「東日本大震災被災者への連帯の意をこめて」を掲げた今回の「集い」では、冒頭、いち早く被災地入りしたフェルナンデス・デ・コシーオ駐日キューバ大使や盲目のキューバ人ピアニストのラウル・フエンテス氏らの活動、さらに来日公演の収益金の一部を被災地に送った「ブエナ・ビスタ・オールスターズ」の支援活動などがスライドで紹介されました。
あいさつにたったフェルナンデス大使は、震災支援活動に触れ、人と人との連帯、国民と国民との連帯の大切さに言及。米国政府による対キューバ経済封鎖の状況を紹介しつつ、100年の独立闘争とその後のキューバ革命によって勝ち取った独立と主権の大義を最後まで守り抜くと述べました。
また、来日中のアリシア・コレデラ・キューバ諸国民友好協会副総裁は、講演の中で、日本の国民と諸団体のキューバへの一貫した連帯に感謝を表明。キューバ革命直後のアメリカによる「プラヤ・ヒロン」干渉戦争を打ち破ってから今年が50年目にあたることを紹介し、キューバ国民のたたかいに触れました。また、今年開かれた第6回キューバ共産党大会が経済・社会政策の大きな改革を提起したことを紹介しました。
第2部では「キューバ人・日本人ミュージシャンによるコンサート」が行われました。