2011年9月15日(木)「しんぶん赤旗」
野党 会期延長で一致
穀田氏 3党協議の対応批判
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日本共産党、自民党、公明党、社民党、みんなの党、たちあがれ日本、新党改革の野党7党は14日、国対委員長会談を開き、衆参予算委員会での基本的質疑と各委員会での閣僚による所信表明と質疑を行うため、4日間となっている臨時国会の会期を28日間延長するよう要求することを確認しました。15日にも7党書記局長・幹事長の連名で横路孝弘衆院議長に申し入れます。
会談で日本共産党の穀田恵二国対委員長は、予算委員会と各委員会の開催が必要であり、会期延長は当然だと述べました。
また、自公両党が予算委員会の開催を民自公3党協議の条件としていることは問題だと指摘。子ども手当の廃止や高校授業料無償化の見直し、復興財源の検討など、3党合意には重大な問題があり、先の通常国会で3党だけで協議し、その結果をまともな審議もなく国会に押し付けたことを批判しました。
自民党の逢沢一郎国対委員長は穀田氏の指摘に対し、「反省すべき点はあった」として、共産党の意見を踏まえて国会運営にあたっていきたいと語りました。
他の野党も、穀田氏の指摘は「共通の認識だ」(社民党)、「もっともだ」(改革)と述べました。
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