2011年9月14日(水)「しんぶん赤旗」
解雇撤回へ全国宣伝
日航原告支援 9カ所で訴え
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日本航空にパイロットと客室乗務員の解雇撤回を求める裁判が証人尋問のヤマ場を迎え、原告団と全労連などでつくる国民支援共闘会議、各地域支援共闘は13日夕方、裁判勝利と原職復帰をめざし、東京の6カ所、大阪、京都、福岡で初の全国規模となるいっせい街頭宣伝を行いました。
東京では、有楽町マリオン前で新聞労連の田中伸武副委員長、新宿駅前で金澤壽全労協議長、錦糸町駅前で東海林智日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)議長、品川駅前で糸谷欽一郎全国港湾労働組合連合会(全国港湾)委員長らがマイクを握って、空の安全と労働者の雇用のルールを守ろうと訴えました。
裁判は、今月5日に第1回の証人尋問が行われ、今後、16日、26日、30日に尋問が予定されています。
30日には、稲盛和夫日航会長が証人として出廷します。「(解雇した)160名を残すことが、経営上不可能ではない」と認めながら、利益のために安全を切り捨てて解雇を強行した姿勢が追及されることになります。
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