2011年9月10日(土)「しんぶん赤旗」
母親ら“原発ゼロに”
北九州市民集会開く
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「原発ゼロをめざす北九州市民集会」(同実行委員会主催)が9日、勝山公園(同市小倉北区)で開かれ、子育て中の母親をはじめ大勢の市民が、老朽化した九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)1号機の廃炉や原発から自然エネルギーへの転換を訴えました。
「ママは原発いりません福岡」代表の刀禰(とね)詩織さん(31)は、声を詰まらせながら「子どもたちを安心して育てられると確信できる日本にするため頑張ります。皆さんもともにたたかってください」と訴えると、参加者は大きな拍手で応えました。
新日本婦人の会の代表や青年、看護学生らが原発撤退への思いを語りました。
参加者は、「迅速・計画的に全ての原発廃止に向かうよう政府に迫りましょう」と呼びかける集会アピールを採択したあと、JR小倉駅前までデモ行進しました。