2011年9月10日(土)「しんぶん赤旗」
大阪2条例案許すな
教育団体など府庁前で宣伝
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橋下徹大阪府知事率いる「大阪維新の会」が9月府議会に提出を狙う公教育破壊・首切り自由の「教育基本条例案」「職員基本条例案」をなんとしても阻止しようと9日昼、教育・法曹・労働8団体が、大阪市中央区の府庁前で宣伝しました。
汗が噴き出す炎天下に80人が参加。弁護士をめざしている女性(23)は「憲法を守るのが知事の仕事のはずでしょ。憲法を守る人にやってもらわなくては。橋下さんの条例案は強制があまりに強すぎる」といいます。
「政治に独裁は必要という橋下知事は許せない」というのは亀谷義富さん。「独裁では府民の人権は守られない」と憤ります。
伊賀興一自由法曹団大阪支部長、川辺和宏大阪労連議長、平井賢治府職労委員長、田中康寛大教組委員長、川本幹子新日本婦人の会府本部会長が「知事に忠誠を誓わせる専制政治の始まりを許してはならない」「特定の政治勢力が教育に介入できる制度にしようとしている」「府民の声を封じ込めるもの」と批判。「阻止へ一緒に頑張りましょう」とよびかけると、ビラを受け取った職員が手を振って応えました。
曽呂利邦雄日本共産党府議が訴えました。
府下各地の駅頭で朝夕、宣伝しました。