2011年9月4日(日)「しんぶん赤旗」
自衛隊配備許さない
沖縄 宮古島と石垣市で交流
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沖縄県の宮古・八重山への自衛隊配備を許さない学習交流会が3日まで2日間の日程で、宮古島と石垣市で開かれました。主催は沖縄県統一連、安保破棄中央実行委の協賛、八重山地区労が後援。
3日の石垣市集会では、統一連の新垣繁信代表が主催者あいさつ。安保破棄実行委の東森英男事務局長は「米軍再編」・自衛隊基地にたいする全国18カ所のたたかいを紹介しました。情勢報告した日本平和委員会の小泉親司理事は、南西諸島への自衛隊配備計画の全容を説明し、「沖縄の軍事要塞(ようさい)化」の危険を警告しました。
「地元からの報告」では、「自衛隊誘致反対署名が550に達し賛成を上回った」(与那国町)、西表島への自衛隊艦船の入港状況と住民の抗議(竹富町)、「つくる会」系教科書の押し付けと住民のたたかいの広がり(石垣市)などが紹介されました。
会場からは「子や孫を守るため、あきらめてはいけない」「もっと情報を伝えて」などの発言も出て活発な交流となりました。
現地視察は、2日に宮古島の航空自衛隊レーダーサイト、3日午前には下地島空港で実施。「みやこ九条の会」の三浦春彦事務局長が案内して、「自衛隊誘致と下地島空港の軍事利用はリンクしています。許さないたたかいを広げたい」と語りました。
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