2011年9月3日(土)「しんぶん赤旗」

新内閣 国民の願い無視

共産党女性後援会が宣伝 東京


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(写真)民自公の翼賛体制につきすすむ野田政権について対話する女性後援会員(左)=2日、東京・新宿駅前

 日本共産党の全国・東京女性後援会は野田新内閣が発足した2日、東京・新宿駅で、民自公翼賛体制につきすすむ野田政権を批判し「国民本位の政治に変えよう」と訴えました。原発からの撤退をもとめる署名に、子どもを心配する母親らが応じていました。

 各分野の代表らは、野田首相が就任してまっさきに自民党、公明党と協議し、経済団体へ訪問する政治姿勢を厳しく批判。暮らしや“食”をおびやかす環太平洋連携協定(TPP)への参加を断念させることや、消費税増税反対、原発からの撤退などを訴えました。

 日本共産党の田村智子参院議員は、「野田首相の姿勢は、政権交代に託した国民の願いを無視するものだ」と批判。「国民目線の政治に変えていこう」と呼びかけました。かち佳代子党都議も訴えました。

 原発からの撤退を求めるのぼりやプラスターを手に会員らが訴えると、「しんぶん赤旗」日曜版の購読を申し込む20代の女性もいました。

 10歳の子どもがいるという女性(42)が署名し、「震災と原発事故が起き、電力会社の不正も次々と明るみにでていく。子どもの未来が心配です」と語りました。





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