2011年8月30日(火)「しんぶん赤旗」
国民生活センター
一元化の検討 大門議員批判
参院消費者問題特別委員会の理事懇談会が26日行われ、消費者庁と国民生活センターの一元化問題について、細野豪志消費者担当相から方針について説明を受け、各党が意見をのべました。
日本共産党の大門実紀史議員は、消費者庁および消費者委員会設置法の趣旨は、消費者庁とその監視機関である消費者委員会、国民生活センターそれぞれを充実強化することであり、廃止や一元化はまったく想定されていないと指摘。消費者委員会を除外して一元化を検討していることについては、参院の付帯決議で「消費者委員会の実質的な審議結果を踏まえた意見を十分に尊重せよ」としていることをあげ、「国会軽視も甚だしい」と批判しました。
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