2011年8月29日(月)「しんぶん赤旗」
盛岡市議選5議席確保
全員当選 「原発ゼロ」に期待高まる
大震災で延期されていた盛岡市議選が28日投開票されました。定数38(4減)にたいして47人が激しく争うなかで、日本共産党の庄子春治(60)、鈴木礼子(65)、高橋和夫(72)、神部伸也(37)、鈴木努(29)=いずれも現=の5氏が当選し、現有5議席を守り抜きました。
党市議団の議席占有率は、11・90%から13・15%に前進しました。
「全員当選!」の知らせが5氏の選挙事務所に届くと、詰めかけた党員や後援会員から大きな拍手と歓声があがりました。
市議選で5氏は、福島原発事故による放射能汚染から市民の命と健康を守るあらゆる対策を取らせ、「原発ゼロ」をめざすと訴えました。
また5氏は、市がため込んだ72億円もの財政調整基金を使い、小中学校の耐震化、高すぎる国保税の1世帯当たり2万円の引き下げ、小学校卒業までの医療費無料化―などを実現させると主張しました。
党の政策を知った有権者からは、「放射能汚染についての心配事に答えてくれた。がんばってほしい」(若い母親)、「放射能の風評被害が大変だ。原発問題は共産党のいう通りだ」(農家)などの共感が広がりました。
■関連キーワード