2011年8月28日(日)「しんぶん赤旗」
学校耐震化予算増を
施設整備費 宮本議員求める
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宮本岳志議員は26日の衆院文部科学委員会で、学校耐震化など公立学校施設整備費の大幅な増額を求めました。
文科省は、2012年度の学校施設整備費として、市町村から11年度の3倍近い総額3350億円の要望が上がっていることを明らかにしました。
宮本氏は、大幅な予算増が必要なのに財務省が概算要求の方針で1割削減を示したことをあげ、「今年度予算さえ不足しているのに1割削減などできるわけない」と批判しました。
高木義明文科相は「耐震化は生徒の命を守るために重要。整備は確実にしなければならない」と答えました。
宮本氏はまた、東北大学を調査した際に、学舎や実験機材などの復旧が遅れ、大学院生の研究が滞り修了が遅れるとの訴えがあったことを紹介。「復旧・復興に大きな役割を果たしている大学を支援するのは国の責務だ」とし、2次補正予算の予備費8000億円の活用を求めました。
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