2011年8月22日(月)「しんぶん赤旗」
原発依存を継続
民主 岡田・自民 谷垣両氏が発言
NHK番組
民主党の岡田克也幹事長、自民党の谷垣禎一総裁は21日、NHK「日曜討論」に相次ぎ出演し、今後も原発依存を継続していく姿勢をともに示しました。
岡田幹事長は菅直人首相の「脱原発」の考えを新政権は引き継ぐのかと問われたのに対し、「総理の個人的な考え方ということで総括されている。原発をなくすという政策を政府として決めているわけではなく、次に引き継がれるということではない」と明言しました。
一方、自民党の谷垣総裁は「『脱原発』の言葉が躍っているが、内容をもう少し詰めないといけない」「再生可能エネルギーに努力し、技術を推進しないといけないが、それだけでまかなえる見通しはついていない」などと述べました。
その上で、このほど営業運転再開が強行された北海道・泊原発3号機について「北海道でようやく知事がゴーサインを出した。定期点検したのを動かさないとエネルギーがまわらない。きちっとやっていくことが必要だ」と強調しました。