2011年8月22日(月)「しんぶん赤旗」
泊3号機止めよ
札幌市民ら運転に抗議
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北海道電力の泊原発3号機(泊村)が営業運転を強行した問題で21日、札幌市で市民300人が「泊原発3号機を止めろ」とデモをしました。
道労連、「Shut泊」などの呼びかけで幅広い団体、市民が参加しました。
デモ出発地の札幌市役所前で「Shut泊」の泉かおり代表は、「福島原発の事故以来、高橋はるみ知事は世界で初めて、原発の営業運転再開を決定しました。危険な原発を止めるため私たち自身が立ち上がりましょう」とあいさつしました。
泊原発から30キロの余市町で農業をする女性は「原発の近くで営農し子育てする私たちに、知事や北海道電力からは何も説明がありません。私たちはどうしたらいいのでしょう」と訴えました。
参加者は「3号機は停止」「原発なくても電力は足りている」など、それぞれの思いをプラカードや旗に書き込み、約1時間、市内をデモ行進。市民の飛び入り参加もありました。