2011年8月20日(土)「しんぶん赤旗」
虚偽発言 謝罪せよ
鹿児島 九電に党県議ら
日本共産党鹿児島県委員会の野元徳英県委員長とまつざき真琴県議は19日、九州電力の「やらせメール」問題で、九電が県議会などで虚偽の発言を重ねたと指摘し、真部利応社長あての抗議文を同社鹿児島支店に提出しました。
まつざき県議は、7月4日の県議会で中村明氏(当時原子力発電本部原子力管理部長)がやらせメール問題をただしたまつざき県議の質問に「そのような事実はない」と否定したものの、国会では真部社長が事実を認め謝罪した一連の経過を示したうえで「県議会、国への『報告書』、わが党の『公開質問状』への『回答』など4回にわたる虚偽発言は、国民を欺くもので絶対に許されない。事実を隠す不誠実な態度は深く反省すべきだ」と厳しく批判、「すべての事実を明らかにし、県議会やわが党に真摯(しんし)な謝罪が必要だ」と指摘しました。
応対した高田英雄企画・総務部広報グループ長は「上部機関に伝える」と答えました。