2011年8月20日(土)「しんぶん赤旗」
来月19日「さようなら原発集会」
著名人9氏が呼びかけ
東京で開催
福島原発事故を受け、「原発からの撤退」「原発なくせ」という世論と運動が各地で高まっています。幅広い著名人の呼びかけで9月19日、東京で「さようなら原発集会」が開かれます。
呼びかけ人は、内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田慧、坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴、辻井喬、鶴見俊輔の9氏です。
発表の記者会見(6月)で、澤地氏は「原発を止めたい」「何かやらないのかと思っている人は、たくさんいると思う。何もしないでいたら、このまま進んでしまいそうです」と語り、内橋氏は「(原発は)人間の制御下に置けるものではない」として、「どうしても原子力発電をやめなければならない」と強調。鎌田氏は、「いま大きな運動で押し返していく、そのチャンスなのです」と話し、「ヨーロッパに負けないような、大きな力を発揮したい」とのべました。
また、9氏の連名で、「大きな市民の力で、原発依存の生活から脱却する道をあゆみだしたい」と集会への参加を呼びかけています。
集会は、午後1時半から東京・明治公園で開催されます。集会後、パレードがあります。
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