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2011年8月14日(日)「しんぶん赤旗」
都議会政調費
民主、会合昼食費に
自民都議タクシー代 公明は手土産代
東京都議会が12日公表した2010年度の政務調査費(議員1人あたり月額60万円)の収支報告書では、民主・自民・公明各党の都議が飲食代や視察先への土産代、海外視察の費用などに都民の税金を使っていた実態が明らかになりました。
民主党は、昨年12月に4回開いた会派の会合で昼食弁当代に計39万円を支出したほか、会派控室や議員個人事務所のコーヒー・菓子代も政調費から支出しました。
都庁所在地の新宿区選出の自民党都議は、昨年4月だけでタクシー代26回計約3万円を政調費から支出しましたが、そのほとんどが地元区内の移動に使っていました。
都議会自民党幹事長(当時)は昨年12月、自動車の給油をレギュラーガソリンでなく高価なハイオクガソリンにし、政調費から支出していました。
公明党は視察先に持っていく手土産の菓子代まで政調費から支出。今年1月には都がん検診センターや都立高校など都関連施設の視察にも、政調費で買った菓子を手土産にしていました。公明党都議は個人でも、12月や1月に業界団体、医師会、町内会などの忘年会・新年会に出席し、政調費から会費を支払いました。