2011年8月12日(金)「しんぶん赤旗」
除染急ぎ、子ども守って
福島市に 共同センターが要望書
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ふくしま復興共同センターの放射能対策子どもチームは11日、「子どもたちを放射能から守るための要望書」を福島市に提出しました。日本共産党の宮本しづえ県副委員長が同行しました。
要望書は、▽市の責任で市全域の除染を行う▽子どもの内部被ばくの検査に取りかかる▽学校の教室にエアコンを設置する▽自主避難への財政支援を行うなどを要求。その経費を東京電力と国に請求するよう求めています。
対応した市の担当者は、高濃度汚染地域の除染から進めることなどを説明しました。
参加者からは「先日行われた渡利地区の除染も中途半端に終わっている。県で出している除染マニュアルも、除染作業参加者の手元にいきわたっていない」と問題を指摘しました。
36歳の女性は「もっと結びつきと運動を広げ、行政を動かし、福島で安心して暮らせるようにしたい」と話しました。
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