2011年8月11日(木)「しんぶん赤旗」
がれき仮設焼却施設補助求める
衆院特別委で高橋議員
環境政務官「対象になる」
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日本共産党の高橋ちづ子議員は9日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、がれきの処理量が大きすぎるために必要となる仮設焼却施設などをがれき処理法案で上乗せする補助の対象とするよう求めるとともに、環境アセス(影響評価)の緩和につながらないようただしました。
国庫補助について樋高剛環境政務官は「対象になる」と答弁しました。
高橋氏は、放射性廃棄物について、焼却灰等が8000ベクレル/キログラム以下だと一般廃棄物と同じ埋め立て処分ができるとしているが、単純に同じではないはずと指摘。環境省の埋め立て基準値(8000ベクレル以下)について「原発の中だと厳重に管理されるものを、外では一般廃棄物と同じでよいというのはダブルスタンダード(二重基準)だ」と批判しました。
江田環境相は「環境中に放射性物質が飛散することはないという前提があった。新たな法整備をしていかないといけない」と答えました。
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