2011年8月3日(水)「しんぶん赤旗」
各界から賛同680人
原水爆禁止世界大会 “核廃絶は可能”
「核兵器のない平和で公正な世界を」をかかげて、8月3日から9日まで原水爆禁止2011年世界大会が開かれます。実行委員会の呼びかけに応えて、各界の著名人約680人が世界大会への賛同とメッセージを寄せています。
被爆者からは、日本原水爆被害者団体協議会の代表委員、谷口稜曄さんが賛同を寄せました。
俳優の江原真二郎さん、中原ひとみさん、佐々木愛さん、宝田明さん、山本亘さん、俳優・声楽の上條恒彦さん、歌手の荻野目洋子さんも賛同者に名を連ねています。
作家では、谷川俊太郎さん、藤本義一さん、森村誠一さん、作家・歌手の戸川昌子さんらが賛同。脚本家の小山内美江子さんやジェームス三木さんも賛同しました。
宗教者では、松山幸生さん(牧師・神奈川)、三村達道さん(曹洞宗玉泉寺住職)、宮城泰年さん(聖護院門跡管長)らが賛同しています。
また、湯川れい子さん(音楽評論家・作詞家)、山崎朋子さん(女性史研究家)、岩井忠熊さん(立命館大学名誉教授)、長崎明さん(新潟大学名誉教授)、石川文洋さん(報道カメラマン)、田島征三さん(アーティスト)、野見山暁治さん(画家)らからも賛同が寄せられています。
寄せられたメッセージには、「核兵器保有国こそ核廃絶へのイニシアチブを発揮すべきです」「原水爆が1発でもある限り“平和”とはいえません」「原水爆禁止運動は、世界中の人々の平和への願いの要となってきました」「原水爆禁止は『悲願』ではなく、実現可能な目標です」「大震災と原発事故、これまでにも増して大会の成功を祈念し、その画期的意義を強調したい」との思いがつづられています。
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