2011年8月3日(水)「しんぶん赤旗」
きょうから原水爆禁止世界大会
7日の長崎開会総会 志位委員長が参加
原水爆禁止2011年世界大会が、3日から9日まで、被爆地広島、長崎両市で開かれます。大会には、日本共産党の志位和夫委員長が参加することが決まりました。7日の世界大会・長崎開会総会(長崎市・長崎市民会館体育館)であいさつします。
昨年5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議の成果をうけて、昨秋の国連総会やことし5月の非同盟諸国外相会議など、世界は核兵器禁止条約の交渉開始を焦点として動いています。
ことしの世界大会は、潘基文(パンギムン)国連事務総長の代理で出席するセルジオ・ドゥアルテ軍縮問題担当上級代表をはじめ、各国政府代表、世界の反核平和運動の代表らが一堂に会し、核兵器禁止条約の交渉をめざす世界の努力を合流・発展させるものとして期待されています。
世界大会では、核兵器禁止条約の交渉開始を求める国際署名のとりくみをはじめ、被爆者を先頭にした日本の草の根の運動を交流。核兵器廃絶にむけて最大の障害である「核の傘」「核抑止力」論の克服を議論します。
また、東日本大震災と原発事故後、初めて開かれる大会として、被災者支援、原発事故の一刻も早い収束、原発依存からの脱却と自然エネルギーへの転換を訴えます。
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