2011年7月25日(月)「しんぶん赤旗」
浪速っ子 署名呼びかけ
浴衣で「原発ゼロ」
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「核兵器全面禁止と原発ゼロの署名にご協力をお願いします」―。
浪速っ子の夏を熱くする天神祭でにぎわう大阪市内で24日、大阪平和委員会青年学生部は、大阪反核平和医療人の会と元気よく宣伝に取り組みました。
小さなハンドマイクでの訴えや女性3人の華やかな浴衣姿に通行人が注目、次々に署名に応じていました。
北海道初山別村で米をつくる女性(50)は、いまセシウムが心配だといい、二つの署名に応え、「政府は、放射能問題で苦しむ農家の声を真剣に聞いてほしい」と話しました。買い物に来た和歌山県橋本市の女性(82)は「昔は原発がなくても生活していました。原発は絶対に止めて、自然エネルギー研究にお金を積んでほしい」と、原発ゼロへ思いを託しました。
宣伝に参加した青年学生部の男性(30)は「原発からの撤退や核兵器廃絶は自分らのことだから、もっと若い人に耳を傾けてほしい。そのために、この活動を積極的に取り組みます」と話していました。