2011年7月6日(水)「しんぶん赤旗」
松本復興相辞任は当然、菅内閣の責任が問われる
市田書記局長が会見
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日本共産党の市田忠義書記局長は5日、国会内で記者会見し、被災者・被災地をないがしろにする暴言を繰り返した松本龍復興担当相が辞任したことについて、「もっとも被災者の思いに心寄せ、被災者の立場に立って救援・復興の先頭に立つべき復興担当大臣が『知恵を出さないところは助けない』などといったのは、もはや暴言を通り越しており、大臣の資格はない。辞任は当然だ」とのべました。
同時に、「菅内閣全体が被災者に心を寄せて、被災者、住民こそ主人公という立場で救援・復興にあたっていないことの表れだ。上からの復興の押し付けの象徴的表れであり、任命した菅首相の責任も極めて重大だ」と強調しました。
市田氏は「わが党は被災者の立場に立ち、文字通り住民の思いに心を寄せた救援・復興のために、中身のある論戦を大いにやりながら、菅内閣の姿勢をただしていきたい」と表明しました。
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